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アクアマエストロやアクアアドバイザーの資格を取得された方の中から、各方面に活躍されている方のご紹介をさせいただきます。 取材を希望される方は、自薦、他薦問いませんので、協会までご連絡ください。 |
ひ び の |
ま り |
日々野 |
真理さん (アクアアドバイザー) |
フリーアナウンサーの日々野真理さんは、スカイパーフェクTVで放送中の報道番組や
Jリーグ関連の番組でキャスターをされています。また試合の中継リポーターとしても活躍中です。
日々野さんは、アナウンサーという仕事を活かして、ミネラルウォーターの良さも広めていきたいと話しています。
Q アクアアドバイザーの資格を取得しようと思ったきっかけは?
私は短大を卒業した後に、2年間アメリカの西海岸で生活をしていた経験があり、そこでは、ミネラルウォーターを買って飲むのが当たり前という習慣がありましたので、ミネラルウォーターにはもともと興味がありました。
より本格的に興味を持ったのは、2年ほど前に肩こりがあまりにひどかったのをなんとか解消しようと、中国針に通ったことがきっかけです。
そこでは、「体をいったん綺麗にする」ということで、最初の数日は、“お水だけしか飲んではいけない”と言われ、しばらくお水だけの生活を強いられてしまいました。
そこで、お水だけしか飲めないのならば飲むお水にこだわりたいということと、どうせなら楽しんでやりたいと思っていた矢先に、アクアアドバイザーの資格を知って、水の知識を深めてみようと思ったわけです。
そもそも、スポーツ(主にサッカー)の取材という仕事をしていることも、スポーツと水とは切ってもきれない関係があるという意味で水に興味を持つきっかけになりましたし、フリーアナウンサーという職業柄、幅広く、多くの知識をつけることも大事で、そのひとつとして、私たちの生活に深く関わる水について知るということは、とても魅力的に感じました。
Q 日々野さんは、サッカーの取材やリポートをされることが多いそうですが、
選手の皆さんの水に対する意識というのはどう感じましたか?
資格をとるために勉強をしている最中に、とある外国人監督とミネラルウォーターについてお話をしたことがあります。
その方はヨーロッパ出身の方で、やはり私たち日本人より当たり前に、ミネラルウォーターに関するベーシックな知識を持っておられることに驚きました。
監督が「ヨーロッパは日本に比べて硬水が多いよね」とおっしゃったので、私も勉強したての「日本は山が急峻なので、軟水が多いんですよ」といったことを言いましたら、かなり水の話が弾みました。
おそらく、ヨーロッパの方は選手、アスリート云々ということ以前に、ミネラルウォーターは健康のために飲むものという意識が、日本人の何倍もあるのだろうと思いました。
Q 日本人の選手の方々も水への関心はありましたか?
日本人の選手とも、何度かお水に関して話してみたのですが、しっかりした知識を持った人は多くはなく、逆に、とても興味を持って質問されることのほうが多い印象です。
ただ、やはり彼らはプロのアスリート。
食事だけでなく、お水にかなりこだわっている人も中にはいます。
FC東京のGK権田修一選手は、水に関する知識も深く、練習前後、寝る前など、意識してお水を飲み分けているようです。
例えば、練習で疲れた夜などは、炭酸水を飲んだり、練習後にミネラル豊富な硬水を飲むようにしたりと、まさにお手本のような飲み分けをしているのです。
他にも、おそらくたくさんの選手たちがお水に関して興味を持っていたり、工夫をしていると思いますので、今後こういうことも積極的に情報収集、発信をしていきたいなと思っています。
Q アナウンサーという伝える仕事をされていますと、スポーツの取材以外の
ところでもアドバイザーの資格が活かされることもあるのでは?
先日、静岡県で開催された、環境に関するシンポジウムで司会を務めたのですが、その際、「アクアアドバイザ−」であることが、とても役に立ったと感じました。
シンポジウムでは、司会者ではありましたがアクアアドバイザーとしての意見を交えてお話させていただきました。
「みなさんの住む土地は、お水がとても綺麗でおいしい」「お水が綺麗な土地に住む方は、環境への意識が高い印象があります」というポイントをあげたのですが、今考えると、加えて、「ヨーロッパでは、水が採れる場所では、その周辺の環境保全が義務付けられているということ」などを挙げて、お話しをしてみてもよかったのかな、と思っています。
環境問題に熱心に取り組んでいらっしゃる専門家の方々も、とても興味を持って聞いてくださったことが印象的でした。
環境というジャンルはとても広く、奥が深く、切り口も様々。
考え方や見方によって、良いとも悪いとも表現できますので、司会者にとって、いろいろな角度からの意見をとりまとめたりする上では、とても難しいジャンルだと感じています。
一方で、水をはじめいろいろな問題をリンクして話すことが出来る、広がりのあるテーマでもあります。
特に水というのは環境だけではなく、健康や医療だったり、美容や食だったり、幅広いジャンルに関連させて話すことができるテーマです。
今回の環境シンポジウムで、単に司会者として場を仕切るというだけではなく、情報を発信することができたという点で、自分の活動の幅が広がっていっていることを実感しました。
Q アクアアドバイザーしての抱負をお聞かせください。
私自身、アクアアドバイザーの資格をとったことで人生の楽しみがまたひとつ増えたと感じています。
人前で話したり、記事を書いたりする仕事をしていることを活かして、健康や美容にも魅力のあるミネラルウォーターを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいと思っています。
同時に、アクアアドバイザーでアナウンサー、リポーターであることを最大限に活かし、仕事の幅を広げていきたいです。
最後にリポーター日々野のおまけ情報を1つ。
毎年2月はJリーグのキャンプ期間で取材のために鹿児島と宮崎で過ごしています。
せっかくなので今年はミネラルウォーターの市場調査をしてきました。
コンビニエンスストアに並んでいる商品は東京とさほど変わりありませんが、酒屋さん、ホテルの売店、土産店などでは必ずと言っていいほどその土地自慢のミネラルウォーターが売られていました。
いろいろ飲んでみましたが、個人的には宮崎より鹿児島のお水が全体的においしいと感じました。
その中でも特に気に入った1本をご紹介します。
ナチュラルミネラルウォーター「HOUMEI」。
薩摩峰山の地下深くから汲み上げられたこの水は、芋焼酎「薩摩宝山」や「吉兆宝山」などの宝山シリーズの仕込みや割り水に使われています。
お酒を飲んだ翌朝もおいしいと感じたのは気のせいでしょうか(笑)
滞在したホテルのすぐ近くにあった酒屋さんで1本150円で購入しました。
普段の水分補給や、仕込み水に使われているだけにお酒の割り水におすすめの水です。
皆さんも機会がありましたら是非飲んでみてください。
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「HOUMEI」
成分
ナトリウム:15mg/l
カリウム: 1.1mg/l
カルシウム:15mg/l
マグネシウム:1.5mg/l
硬度:28.7mg/l
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