硬水はどんな料理に合う?

水の特徴にあわせて料理を楽しむ

ミネラルウォーターは味もさまざま。それぞれの特徴にあわせて料理を楽しんでみましょう。シュワシュワとした発泡感で人気の炭酸入り超硬水は、ボリュームのある料理やスパイシーな料理との相性が良いです。主なものとしては、揚げ物、スペアリブ、トンカツ、ひき肉を使ったものなど肉料理全般、ラザニアなどラグーソースを使ったもの、ソースのかかったフレンチ系の魚料理、ナシゴレンなど味のしっかりとしたものなど。ハンバーガーやポテトチップスにも合います。
中程度の硬水はどんな料理にもマッチする“万能選手”です。アクアパッツアなど比較的あっさりしたものから、シチュー系やカルボナーラ、グラタンといったこってり系まで、どんな料理とも合います。
超硬水は食事にプラスアルファとして加えたい飲み物です。たとえば、多忙なときにはきちんとした食事がとれずにおにぎりだけ、パンだけというときもあるはずです。そんなときのミネラル補給、カルシウム補給として、加えてほしい1本です。

山中 亜希
取材協力
山中 亜希アクアソムリエ・ミネラルウォーター専門スクール「AQUADEMIA(アクアデミア)」校長

食材専門店に4年半勤務後、イタリアへ2年間留学。
帰国後、東京・西麻布にあるミネラルウォーター専門店「AQUA STORE AND BAR CONCEPT」の立ち上げに携わり、再度イタリアに渡り、現地でアクアソムリエの資格を取得。
2008年4月より、アクアソムリエを養成するミネラルウォーターの専門スクール「AQUADEMIA」を開校し、校長に就任。
現在は、ミネラルウォーターの正しい知識・情報の普及のために、セミナーや講演、また企業へのコンサルティング業務などを通じて活動している。
また、台湾・上海・香港・マカオなど海外からも、セミナーの講師として招聘されている。

  • いつ、どんな時に飲むといいの?
    いつ、どんな時に飲むといいの?

    ミネラル豊富な硬水は飲むタイミングや量に着目すると効果が高まります。まず、朝起きたら1日のミネラルチャージとして1杯飲み、その日の活動に備えましょう。

    続きを読む
  • 食べ物との組み合わせも考えて
    食べ物との組み合わせも考えて

    硬水に含まれるミネラルを効率的に取り入れるためには、食事の内容も工夫しましょう。カルシウムの吸収をスムーズに行うにはビタミンD、骨に沈着させるにはビタミンKが必要です。

    続きを読む
  • 硬水を栄養バランスの1アイテムに
    硬水を栄養バランスの1アイテムに

    現代人は多忙で1日の栄養バランスをとるのが難しいもの。1日3食、きちんとした食事をとることができない人も多いはずです。そこで、サプリメントのように、水をミネラル補給のための1アイテムとして考えて、取り入れてみてはいかがでしょうか。

    続きを読む
  • 肉料理やパスタ、ハード系パンには硬水を
    肉料理やパスタ、ハード系パンには硬水を

    水と食文化は密接に関係しています。軟水が多い日本で和食が生まれたように、硬水が多いヨーロッパの料理、たとえば肉料理やパスタなどは硬水で調理するのに適しています。

    続きを読む
  • エスプレッソやドリンクを硬水で楽しむ
    エスプレッソやドリンクを硬水で楽しむ

    飲み物を入れる場合、硬水はマグネシウム成分が多いので、渋味や苦味が強く出る傾向にあります。イタリアの水は中程度の硬水が中心です。

    続きを読む