今回はハンガリーの首都ブダペストの水と暮らしについて。
ブダペスト滞在期間は4日間でしたが、たくさんの水と暮らしを肌で感じてきました。
ブダペストはドナウ川を境に「ブダ」と「ペスト」という地区が広がっています。
ご察しの通り、2つの地区を合わせて「ブダペスト」といいます。
夏のブダペストは平均気温30℃、空気は乾燥しているので日陰は冷んやりとしています。
しかし、直射日光は強く、歩いているととても喉が渇きました。
まずは、湧き水!
※実際のところ水道水かもしれません。蛇口の取っ手はなく、お水は出っ放しです。
水道水なら塩素臭いはずですが、冷たかったので臭いがわかりませんでした。
ブダペストの街中では広場や道端の至る所でお水を汲むことができ、
地元の方から観光客まで空のペットボトルにお水を汲んでいました。
使い古している汚れたバケツを持ってきている人もいたので、毎日汲みに来て、生活に利用していることを想像できます。
私も飲んでみましたが、冷たくてとても美味しい。
味に渋みと硬さを感じたので硬水でしょう。
ちなみに、宿泊していたホテルの水道水も飲んでみましたが
硬水でした。
次に、温泉!
海外で3度目の温泉です!
アメリカ、ペルーに続きハンガリーでも温泉を堪能しました。
ペルーの温泉についてはコラムを書いているので是非ご覧下さい!
http://www.aquaminerale.jp/world/column/peru01.html
ハンガリーは温泉大国。
ブダペストには50ヶ所以上の温泉施設があり、私はその中のルダシュ温泉で旅で疲れた身体を休めてきました。
料金は1度の入浴で約1500円。
日本より生活水準が低いハンガリーでは決して安くはないと思います。
たまにできる贅沢でしょう。
入浴者の年齢層は40代以上が多く、日本の温泉のように小さな子供がワーワーと騒いでいる姿は見掛けませんでした。
施設内には浴槽、サウナ、飲泉場、水飲み場があります。
硫黄の香りがする浴槽は水風呂から44℃まで6つあり、
サウナは50℃、60℃、80℃と温度によって部屋が分かれていました。
飲泉場では、30℃ほどのお湯が出ていて、飲んでみると鉄臭さや塩みが強く、多くは飲めませんでしたが、身体が内からも温まりました。
場内は男女混浴で、水着を着用しなければいけません。
入浴者は好みの温度の温泉に浸かり、時には温泉を飲み、思い思いの時間を過ごしていました。
そして、風呂上りはミネラルウォーター!
じゃなくて、、、搾りたてのオレンジジュースで乾杯!
ブダペストでの様々なお水との出会い。
汲んだお水を飲みながら街をぷらぷらして、疲れたら温泉に浸かる。
本当に最高でした。