ミネラルウォーターの特徴を知るためにはラベルをチェックすること。①品名が示すように、日本では以下4つのタイプがありますが、ミネラル分をとるならナチュラルミネラルウォーターがおすすめです。硬水かどうかは、「硬度」を確認しましょう。100㎎/l以上が硬水です。
農林水産省の「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」による以下4つのうち、該当するものを表示
- ・ナチュラルウォーター
- 特定水源の地下水をろ過、沈殿及び加熱殺菌したもの
- ・ナチュラルミネラルウォーター
- 特定水源のミネラル成分が溶け込んだ地下水をろ過、沈殿及び加熱殺菌したもの
- ・ミネラルウォーター
- 特性水源のミネラル成分が溶け込んだ地下水をろ過、沈殿及び加熱殺菌、複数の原水のブレンド、ミネラル成分の微調整、(オゾン殺菌、紫外線殺菌)、ばっ気(空気を溶け込ませること)などで処理したもの
- ・ボトルドウォーター
- 飲用できる水をボトルに詰めたもの(原水の成分を変化させる処理を行ったもの及び原水が地下水以外のものを含む)
- どんな場所から採水された原水かを表示
- 製造国名で、海外製の場合に記載される場合がほとんど
- 原材料の水を採水した地名
- 「加熱殺菌」「オゾン殺菌」「紫外線殺菌」が代表的。ヨーロッパ産は非殺菌のものが多い
- 未開封の状態で保存可能な日付け
- 水に含まれるミネラル成分の種類と分量。カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムの4種類の表示が一般的
- カルシウム・マグネシウムの含有量から算出された数値
0~100㎎/l未満が軟水、100~300㎎/l未満が中程度の硬水、300mg/l以上を硬水 - 0~14まであって、7.0が中性、それより数字が大きいとアルカリ性、小さいと酸性
※アクアミネラーレ協会では、理化学辞典による178㎎/L未満を軟水・357㎎/L以上を硬水としており、その間は中程度の水ということで、中硬水と呼んでいます。
出典:「基礎知識からわかるミネラルウォーターBOOK 」