いつ、どんな時に飲むといいの?

1日、1.5~2リットルを少しずつ飲む

ミネラル豊富な硬水は飲むタイミングや量に着目すると効果が高まります。
まず、朝起きたら1日のミネラルチャージとして1杯飲み、その日の活動に備えましょう。むくみ予防やお通じのためにも効果が期待できます。1日に飲む量の目安は1.5~2リットル。季節や運動量にもよりますが、1回にコップ1杯200mlずつ、1日8~9回にわけて少しずつ飲むこと。常に手元においておくか、持ち歩くといいですね。午前中、午後、帰宅後の1日3回、それぞれ500mlのペットボトルを2~3回に分けて飲みきるイメージです。また、食事の直前に飲むと胃酸を薄め消化の妨げになるので、食前30分位に飲むとよいでしょう。やや満腹感を得られるので食べ過ぎを防げます。
温度の目安は12~15度。炭酸で10~12度。体のためには常温がよいですが、硬度が高いものは10~12度位と、若干冷やしたほうが飲みやすいでしょう。冷たくしたものを一気に飲むと内臓が冷えてしまうので、腎臓の負担も考えて避けましょう。
炭酸水は冷やして飲むと、一時的に満腹感を得られますが、同時に胃壁が刺激され食欲も増進させてしまいます。食べ過ぎを抑えたい人は常温で飲むことをおすすめします。

山中 亜希
取材協力
山中 亜希 アクアソムリエ・ミネラルウォーター専門スクール「AQUADEMIA(アクアデミア)」校長
食材専門店に4年半勤務後、イタリアへ2年間留学。
帰国後、東京・西麻布にあるミネラルウォーター専門店「AQUA STORE AND BAR CONCEPT」の立ち上げに携わり、再度イタリアに渡り、現地でアクアソムリエの資格を取得。
2008年4月より、アクアソムリエを養成するミネラルウォーターの専門スクール「AQUADEMIA」を開校し、校長に就任。
現在は、ミネラルウォーターの正しい知識・情報の普及のために、セミナーや講演、また企業へのコンサルティング業務などを通じて活動している。
また、台湾・上海・香港・マカオなど海外からも、セミナーの講師として招聘されている。
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